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着物の保管と湿度の関係

2017年03月17日

着物の保管と湿度の関係

3月に入りましたが、いまだ寒い日が続いていますね。
3月と言えば卒業シーズンです。

最近の女子小学生の間では卒業式に袴で出席するのが、大ブームとなっているようです。
卒業生の3分の2が袴で出席しているというデータに驚きました。世のお父さんお母さんはまさかの出費に驚いていることでしょう。
周りが袴を着ていたら自分の子にも着せてあげたくなるという、親心を狙った賢いビジネスモデルだと思います。

ここで着物と袴の保管方法と湿度についてお届けしたいと思います。

一般的に着物の保管場所としては通気の良い場所が適しています。
具体的には湿度40%~50%、室温20℃~22℃が適しているそうです。
着物に関わらず衣類の大敵であるカビが湿度65~85%で一番繁殖するからという理由があります。

また着物の保管と言えば桐箪笥です。
なぜ桐箪笥が良いとされているのでしょう?

それは桐は材木の中でも吸湿性に優れ、虫がよりつきにくいといった特徴があるからです。
湿気が多いときには桐自体が膨張し、それ以上湿った空気を箪笥内に取り込まないようにします、逆に湿気が少ない場合に収縮し、
外気を取り込むと言った湿度コントロールに優れた特性をもっています。

ただし、最適な環境で保管していたとしても、年に3回、虫干しする必要があります。
これは時期も決まっており、理由もちゃんとあります。

土用干し 7月下旬~8月上旬
梅雨の時期に湿気てしまった衣類を乾燥させるために行う

虫干し 9月下旬~10月中旬
夏についた虫を追い払い、掃除のために行う。

寒干し 1月下旬~2月上旬
衣類の湿気を乾燥したこの季節に抜くために行う。

このような手間をかけ、せっかく購入した着物を傷めないように湿度管理を心がけていきたいですね。

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