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冷房と除湿は違う?

2016年7月14日

冷房と除湿は違う?

猛暑といわれる今年の夏は、エアコンの出番が増えてきそうですね。

夏場のエアコンでは「冷房」と「除湿(ドライ運転)」を使用しますが、その目的は大きく違います。

冷房は、部屋の空気の温度を下げることが目的であり、
暑い部屋から熱を追い出し、部屋を涼しくする機能です。

それに対し除湿は部屋の湿度を下げることが目的であり、
じめじめした部屋から水分を追い出し、さらさらにする機能です。

除湿について、もう少し掘り下げてみます。
加湿.net内でも紹介していますが、そもそも空気が蓄えられる水分量は、空気の温度によって決まっています。温度が高いと含める水分量は増え、温度が低いと含める水分量は減ります。

夏季。暖かく目には見えない水蒸気をいっぱい含んだ空気が、ある一定温度以下に冷やされると余分な水蒸気が目に見える水滴に変わります。これが結露の発生する仕組みで、乾いたグラスに冷えたビールを注いだ瞬間に水滴が付着するのもおなじ現象です。

除湿の原理もこれと同じ仕組みです。

まずエアコンで湿度の高い部屋の空気を吸い込み、
内部にある熱交換機で熱を奪い、空気を冷やします。
冷やされ空気中にいられなくなった水分が、水滴として熱交換器につき、それを部屋の外に出しているのです。

水分を取ったあとのさらさら空気は、また部屋に戻されます。これを繰り返すことで、部屋の水分をどんどん外に出し、湿度を下げているのです。

また、除湿方法は2種類に分かれます。

「弱冷房除湿」は、水分をあつめるために温度を下げた空気を、そのまま部屋に戻す方法です。弱い冷房をかけてるのと同じようなものなので、肌寒く感じることがあります。

それに対し「再熱除湿」は温度を下げた空気を、ちょうどいい温度にあたためなおし、部屋に戻す方法です。
部屋の温度を下げずに湿度だけを下げるので、あたためなおすことによる電気代がプラスするデメリットはありますが、
空気が冷えすぎず、除湿することができます。

「温度」が高くなる真夏は「冷房」を使用し、
「湿度」が高いときには「除湿」を使う。
まだ肌寒さを感じることもあるジメジメした梅雨などは、再熱除湿がオススメです。

エアコンを使うときにはより快適に過ごしたいのか、
電気代をできるだけかけずに使いたいのか、
使い分けはとても大切です。
自宅のエアコンがどのタイプの除湿方法なのか、一度見てみるのも良いかと思います。

エアコンの特徴を理解して
今年の夏は快適に過ごしたいものです。

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