加湿NEWS

湿度計の歴史

2016年06月17日

湿度計の歴史

私たちの身近な存在である目に見えない「湿度」ですが、
湿度の計測技術は意外と歴史が長くあります。

まず、中国前漢の時代、紀元前150年頃。
今から2000年以上前になりますが、
劉安著『淮南子(えなんじ)』という論集の中では
”(吸湿しない)羽と(吸湿する)炭を天秤にかけて、燥湿の気を知る”という記述があります。

小さなことから大きなことを知る、という意味もこめられているようですが、
ここが湿度計の原点と考えられています。

その後ヨーロッパでは、レオナルド・ダ・ヴィンチが同じような天秤で測る方法で、
湿度計のデザイン考案していた記録があります。
乾燥した木綿には吸湿性があると知ったダヴィンチが、
同じ重さの玉を天秤にかけ、
1つは木綿でつつみ、もう1つはロウでコーティングし、左右の変化により
湿度を知ることができると考えたようです。

それ以降、日本をはじめ世界各国で様々な計測方法が生み出されましたが、
例えば機械式湿度計では、スイスの物理学者ソシュールが、
毛髪を使った湿度計を開発しています。
脱脂した若い女性の金髪を使い、
その伸縮により、針を動かす仕組みを採用しました。
簡単ですが、とても精度の高い湿度計だったようです。

現在では加湿.net内でも紹介している乾湿球湿度計やデジタル表示の電気式湿度計、
温湿度センサーを使用したものまで、
用途や予算などにあわせ、多くの湿度計を選ぶことができます。

先人の知恵によって、今の私たちの快適な生活があると改めて感じます。

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