加湿NEWS

不感蒸泄(ふかんじょうせつ)とは

2016年05月11日

不感蒸泄(ふかんじょうせつ)とは

穏やかで過ごしやすい時期はあっという間で、
汗ばむ日も増えてきました。


初夏に入り、この先注意すべき点の1つとしてあげられるのが
脱水症状ですが、
脱水症状にもつながる体の仕組みの1つに
『不感蒸泄(ふかんじょうせつ)』というものがあります。


ヒトは安静にしていても、自分では感じることがないまま
水分を蒸発し続けています。
このことを『不感蒸泄』といいます。
皮膚からの蒸発、呼吸からの蒸発がこれにあたり、
目に見える汗は『有感蒸泄』にあたりますので、これに含まれません。


つまりこの記事を読んでいる間にも
体から気体となって水分が失われているということになります。


では目に見えない水分は1日にどのくらい失われているのでしょうか?

看護の世界では
患者の不感蒸泄量を推測しながら対応していますが、
健康な成人で1日に約900mlほどの不感蒸泄があるといわれています。
(皮膚から約600ml、呼吸から約300mlほど)
1L近い水分が失われていることになります。


蒸発する水分量は全てのヒトで共通するのではなく、
体重の違い、平熱時や高熱時、その日の体調によっても様々です。
また、湿度や温度などの環境にも大きく左右されます。


たとえば、平熱で室温30度以下の場合、
不感蒸泄量は約15ml/kg/日になりますが、
体温が1度上がるごとに15%増え、
更に気温が30度を越える条件が加わると
気温が1度上がるごとに15-20%増えていくようです。


気温が上がると発汗量も増えてきますので、
喉の渇きを感じなくても適切に水分を摂取し、
これからの暑い時期を乗り越えたいですね。

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