加湿NEWS

飛行機の機内、どうして乾燥しているの?!

2015年6月17日

長時間のフライトで飛行機に乗っていると、
空気の乾燥により喉が痛くなったり肌が荒れたりと、
不快になる人がほとんどではないでしょうか。
そもそもなぜ、飛行機の中は乾燥しているのでしょう。
なぜ加湿器を置いたりしないのでしょうか。

飛行機を乾燥させる理由は、
機体の「腐食(サビ)」防止のためです。

旅客機が飛ぶのは約12000m(40000ft)の上空です。
国内線やプロペラ機はそこまで上昇しませんが、
いずれにせよ機外はマイナスの世界になります。

外気温はマイナス30~40℃、それ以下になることもあり、
一方機内はエアコンで23~25度くらいに調整されています。

つまり、マイナスの世界と20℃以上の世界がアルミ板を挟み隣り合った状態だということになります。
すると、機内はどうなるのか。”結露”してしまうのです。

冬場の窓ガラスに水滴がついてしまうように、
外気と内気の温度差があることで機体に水滴が付き、機体を作る金属であるアルミニウムが段々とサビていきます。
サビが進むことで金属の厚さが薄くなっていき、その結果強度が低下していくのです。
最悪の場合機体が上空で破れる・・・という事態を防ぐためにも、機内の湿度を下げ、結露を防止しているのです。

今では機体にカーボン繊維複合材が使われたボーイング787も登場しました。
金属ではない為、徹底した除湿の必要がなくなり、これまで10%以下に保たれていた湿度を、10~20%に保てるよう
改善されているようです。
機内の湿度が少しずつ適正湿度に近づくことで、
近い将来、今よりもっと快適なフライトを過ごせる日がくるかもしれません。

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