相対湿度と絶対湿度

湿度とは、空気中の水蒸気の量や、空気の湿り具合の程度などを表す量のことを言います。
空気中の水分量の比率を表すのに、空気を下記のように分類します。

  • 乾き空気 水分が全くない状態の空気
  • 湿り空気 ほんの少しの水分が混じっている状態の空気(一般に存在する空気)
  • 飽和空気 これ以上水分を含むことが出来ない空気

結露

私たちの周りにある空気は「湿り空気」で、水分だけでなく酸素、窒素、炭酸ガスなどと混合しています。
空気中の「水分」は水滴(液体)として存在しているのではなく、水蒸気(水が蒸発して気体になったもの)として存在していますので、目には見えません。
湿度100%となると、「もうこれ以上空気中に水蒸気は含めません」(飽和空気)という状態です。この状態で空気よりも冷たいもの(例えば、冬場の室内空気と窓ガラスの関係)に接触する部分の空気が冷やされることにより、空気中に含むことが出来る水蒸気は少なくなります。その結果、水が水蒸気のままではいられずに、接触面で水滴となります。これが「結露」です。

「相対湿度」と「絶対湿度」の違い

一般的に「湿度」というときは「相対湿度」を指していますが、他に湿度の表し方に「絶対湿度」があります。「相対湿度」と「絶対湿度」について説明していきましょう。

相対湿度

ある温度の空気中に含みうる最大限の水分量(飽和水蒸気量)に比べて、どの程度の水分を含んでいるかを示す値で<%RH>で表します。一般的に湿度を表す時に使用します。

相対湿度

絶対湿度

湿り空気(一般に存在する空気)中の乾き空気(全て水分を含まない空気)1kgに対する水蒸気の重量割合を示し、<kg/kg'>で表します。

絶対湿度

たとえば・・・

空気を座席数が決まっている部屋と考えます。
この例では、最大で16人座ることが出来ますが、8席だけが埋まっています。
相対湿度は、座席数に対してどれだけの席が埋まっているかという「割合」になりますので、この場合、相対湿度は50%ということになります。
対して、絶対湿度は、実際に座っている人の数になりますので、1人を0.001kgとした場合、絶対湿度は0.008kg/kg'(=座っている人が8人)ということになります。

この図の場合、座席は16席ですが、この座席数は温度によって変わります。
詳しくは、次項「湿度に影響するもの【温度】」で見ていきましょう。

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湿度について

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