失敗しない加湿器の選び方

風邪の予防や静電気の対策に有効な加湿器ですが、いざ買おうと思っても、いろいろな種類があって一体どれを選んでよいのか迷ってしまいます。そこで、選び方のポイントをまとめました。
選び方のポイントとあわせて、前項「加湿器の種類」でも触れた加湿器の特長を知り、適切な加湿器を選びましょう。

1. 加湿能力は適切か

必要な加湿量は部屋の大きさだけで判断するのではなく、換気量や温度も重要な判断材料となるので、単純に広さだけで選んでしまうと「加湿器を使っているのに湿度が上がらない・・・」ということにもなりかねません。必要加湿量をカバーできる能力をもった加湿器を選びましょう。

必要な加湿量については、前項「必要な加湿量を知ろう」で詳しく紹介しています。

加湿能力は「ml/h」(毎時○○ミリリットル)や「kg/h」(毎時○○キロ)の単位で表され、「1500ml/h」であれば、1時間あたり1500mlもしくは1.5kgの水蒸気を空気中に放出できるという意味です。この値が大きくなればなるほど一度に加湿できる能力が高くなり、より広い部屋の加湿ができます。
一般的によく使われる加湿量の数値と、それに対応する部屋の広さを目安として紹介しておきます。

加湿器の加湿能力と対応する部屋の広さの目安

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2. タンクの容量は適切か

タンクの容量は必要加湿量や使用時間を考慮して選ぶことが大切です。「必要加湿量が大きい場合」や「連続で長時間使用する場合」にタンクの容量が小さいと、給水を頻繁にしなければならないので、日々の負担が大きくなってしまいます。
加湿量とそれに見合ったタンク容量の組み合わせをぜひ目安にしてください。

加湿器の加湿能力と適当なタンクの容量

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3. お手入れやメンテナンスの容易さ

加湿器のメンテナンスを怠ると加湿性能の低下や雑菌の飛散にも繋がります。 お手入れやメンテナンスの容易さは日々の使い勝手に大きく影響する項目ですので、様々な角度からチェックしましょう。
チェック項目は4点です。

タンクへの給水はしやすいか?
タンクへの給水は日々行うことなので、取り外しがしやすくて取り付けやすいか、取り外しは出来なくても給水がしやすいかをチェック。タンクが縦長タイプだと、洗面所などの蛇口の下に入らない場合もあるので、どこで給水するかも考慮しよう!
タンクの水を排水しやすいか?
タンクの水を長期間貯めっぱなしにしてしまうと、カビや雑菌が繁殖し悪臭の原因となったり、レジオネラ菌を飛散させてしまう可能性があります。数日間使用しない場合は排水をしなければなりませんので、排水のし易さも確認しよう!
タンクの残水量は確認しやすいか?
ほとんどの加湿器は水が無くなったら安全機能が作動し運転を自動的にストップするため空焚きなどといった心配はありませんが、運転中でもタンクの残水量が確認し易いものがおすすめ!
フィルターのお手入れや交換は必要か?
加湿方式によりフィルターのお手入れ方法は異なるが、交換の有無・頻度・着脱のし易さなどを確認しよう。 交換不要のフィルターも増えているが、何もしなくていいのではなく、フィルターを洗うお手入れは1~2週間に1回程度必要。フィルターのお手入れや交換を怠ると加湿能力の低下や雑菌の飛散に繋がるので、お手入れがしやすくて、加湿能力の高い加湿器を選んで台数を減らすことでお手入れの負担も軽減できる。

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4. 本体サイズと重さ

加湿器は加湿能力が高くなればなるほど本体のサイズも大きく重くなるので、置くスペースや移動のことも考慮しましょう。移動時に重宝するキャスターやストッパーが付いた加湿器もあります。加湿器は季節製品のため使わない時期は収納場所も必要です。

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5. ランニングコスト

使用する上で必要となるコストは「電気代」と「メンテナンス代」です。

電気代は加湿方式によって異なりますが、気化式で1ヶ月100円程度で済むものもあれば、蒸気式では数千円となるタイプの加湿器もあるので、消費電力の確認は必要です。

加湿器の種類によって、専門業者によるメンテナンスが必要なものとそうでないものがあります。専門業者によるメンテナンスが必要なものは、メンテナンス費用と交換部品についての確認を行いましょう。専門業者によるメンテナンスが不要なものは、交換部品の種類や価格や取替頻度についての確認を行いましょう。

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6. 付加機能

加湿器には、除菌・殺菌・脱臭・空気清浄機能、湿度コントロールをする自動運転機能、さらにアロマ機能など、さまざまな便利機能をもつ製品があります。こうした付加価値がついた製品は価格も高くなりますが、加湿の目的に合わせた必要な機能を選びましょう。

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